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『幸せな人は長生きする!』 ~ 抗加齢医学会 参加レポート①

2012.07.6 | スタッフブログ

先日、横浜で開催された「日本抗加齢(アンチエイジング)医学会」に参加し、
年を重ねても健やかで楽しく生きていくために研究を重ねてきたさまざまなドクターたちの研究発表を
拝聴してきました。 一般的に「アンチエイジング」というと『積み重なる年齢と「戦う!」とか「負けないっ!」』とどこか必死で加齢や時間や自然の流れを食い止めようとする否定的なイメージがありますが、私たちTHE SOARAではエイジングは否定するものではなく、むしろ年齢を重ねるからこその円熟味を
活かし、人生を深くさらに楽しむことができるようにココロとカラダをケアしていくことを提唱していきたいと思っています。

その中でいくつか興味深いお話についてお伝えしていきたいと思います。

幸せな人は長生きする!~ポジティブ心理学

近年アメリカを中心に注目されている心理学で、その人の強みや長所に焦点をあてる「ポジティブ心理学」というものがあります。幸せであるかどうかが健康を左右すると言われています。
WHO/世界保健機関)では健康の定義について

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にある。」とされていますが、「ポジティブ心理学」ではそれよりもさらに深めて、従来の心理学が重視してきた「問題をなくすこと」ではなく「幸福な状態」にフォーカスを当てています。

  • これまでの心理学⇔           ポジティブ心理学
  • 心の病気⇔           心の健康
  • 問題に着眼⇔           長所・強みに着眼
  • 問題がない⇔           幸福な状態
  • 病んでいる人⇔           すべての人々

そして、ポジティブ心理学は「楽天的であること」にも深くかかわっています。
楽天的であること、とはどういうことでしょうか?
楽天的な人は「この世の中は悪いことよりもいい出来事の方が多いと思っている」、
そして「何事もプラスに受け止める力を持っている」。
日々楽天的な考え方で過ごすことの積み重ねで、結果ハッピーとなり、
長生きをするという考え方なのです。
実際、楽天的な人は心筋梗塞の発症率が低く、また老いていくこと、
加齢に関してポジティブなものの見方をしている人の方が、
記憶力がいい、健康状態がいい、
そして(加齢に対して)否定的な人よりも
平均して7.6年長生きだそうです。

なぜ楽観的であることがいいのか?
それは楽観的な人はその前向きな心の姿勢から
態度、行動もポジティブなアクションへと導かれることによると言われています。

また年齢を重ねても世代を超えた友人がいるかどうかというのも長生きの
要因のひとつだそうです。
これは私の身の周りにも86歳の自分の祖母を含め、世代を超えたお友達の多い人は確かに
若者顔負けしそうなほど元気ですね。
元気だから世代を超えた友達がいるのかもしれませんが、、、。
私のおばあちゃんは今もゴルフを楽しむのでむしろ50~60代の世代とよく遊んでいますね。
30代の我々孫世代とももちろん一緒に遊びます。
ちなみに、、、86歳のおばあちゃんの方が私よりもはるかにゴルフが上手なのです~~。

一方で結婚していても「寂しい」と感じている人は短命で、
独身でも寂しくない人は長生きだとか。。。
そして、生きがいを持っている人は心筋梗塞のリスクが軽減されるそうです。
さらに
人のために何かをしている人、
また何かに挑戦したり、時が経つのを忘れるほど没頭できるものを持っている人、
また自分よりも偉大なる存在を感じながら生きている人、
は長生きするというデータがでているようです。

みなさんは、いかがでしょうか。
変化の激しい時代だからこそ、日々に感謝しながら
毎日に幸せを感じて暮らすことが、健康である秘訣なのですね。
日本全国で、豪雨が続いていますが、穏やかな1週間をお過ごしください。

記事:ルーシー(茂貫尚子)
講演:Happy People Live Longer –Positive Psychology 
University of Michigan, Ann Arbor (ミシガン州), USA
Christopher Peterson氏