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『運動すると頭が良くなる!』 ~ 抗加齢医学会参加レポート②

2012.07.9 | スタッフブログ

先日の抗加齢医学会の中で、
スポーツブランドReebokのセミナーにも参加し、脳と運動との関係について、
「脳を鍛えるためには運動が一番のお薬である」というお話がありました。

人間が腰痛を持つようになったのは靴を履くようになってからとのこと。
太古の時代、人間が狩猟中心の生活を行っていたころ、獲物を求めて毎日10~15
キロも荒野を走っていたそうです。靴もなくみんな裸足で腰痛もなかったそうです。
現在、我々のライフスタイルは「椅子に座った生活、身体運動のない生活」に変わっ
てしまったため、もともと人間は動くことを前提とした「動物」であるという当たり
前のことをあえて意識して、運動を生活の中に意図的に入れていかなければ健康が保
たれなくなったというわけです。

さらに、運動をすることで学力にも影響があるとのこと。
ハーバード大学では「Harvard on the move」というプログラムを実施し、こころと
身体のウェルネス向上のために、ウォーキング、ジョギング、ワークショップなどが
常時開催され、全生徒、全職員が日常的に運動を取り入れていくためのバックアップ
をしています。実際、運動をしている学生の方が成績が良い傾向にあるとのこと。子
供たちを対象に行った実験では、テスト前に20分ウォーキングをした子供とそうで
ない子供のグループに分けたところ、前者の方が脳内の血流が上がり、実際のテスト
の結果も良かったそうです。またパーソナリティの部分でも運動をする子供の方が社
会と積極的に関わり、引っ込み思案にならない傾向があるそうです。塾の詰め込み勉
強より、程よく運動を取り入れて脳のコンディションを良くしておく方が効果があり
そうですね。

脳と運動の関係で言うと、さらにこんなお話もありました。
近年はアルツハイマー病も糖尿病の一種と言われているそうです。糖尿病の末梢神経
障害と同じように、糖尿病が中枢神経におよぼす影響が否定できないとのこと。肥満
から糖尿病そしてアルツハイマー病へとリンクする可能性が危惧されています。認知
症やアルツハイマー病などは脳細胞を活性化することで発症のリスクを軽減できると
のこと。その脳細胞を活性化するのに効果的なのが運動。運動を生活習慣に取り入れ
ることで認知症のリスクは32%軽減するそうです。定期的な運動は薬よりもはるか
に効果的とのこと。
運動により筋肉が傷つくと脳より「修正」及び「成長」という信号が発信。加齢によ
り失われやすい「習得」及び「記憶」機能が向上するというわけです。運動をするこ
とで、アミロイドというアルツハイマーやパーキンソン病に関与するタンパク質の増
加を防ぐのだそうです。

運動というと身構える方もおられるかと思いますが、
日頃、電車やタクシーに乗っているところを、少し歩いてみるだけで、
手軽な運動になりますよね。

また、車社会の長崎のみなさんは、ぜひ長崎の自然を楽しみながら
気軽にできることからスタートしていただくことをおすすめします。

THE SOARAでは、
7月20日から毎日、『朝ヨーガ』をスタートします。
毎朝8:00~9:00 ドアオープンは7:45
お休みの日にヨーガから初めてみるのもおすすめです。
一度レッスンに出れば、ご自宅でも好きな時に少しずつ継続できますよ。
朝ヨーガは小学生以上から参加いただけます。

またノルディックウォーキングクラスもありますので、
お気軽にお問いあわせください。

記事:ルーシー(茂貫尚子)
講演Reebok Japan & John J. Ratey
Associate Clinical Professor of Psychiatry at Harvard Medical School