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Vol.1 医者の世話にならない生きかた

2013.04.3 | スタッフブログ

「細胞から美しく健康に」をコンセプトにTHE SOARAが誕生して早くも1年数か月が経ちました。

この「細胞から美しく健康に」には「自然治癒力」、「自己免疫力」、「自律神経」、「心の状態」など心身の内側からケアをするという意味が込められています。例えば多くの人のお悩みの一つである頭痛。
頭痛がする時、必ずしも頭そのものに異常があるからではなく、
目の疲れ、冷え、ストレス、体のゆがみ、等が考えられるわけです。
そのような症状に対して、西洋と東洋双方の考え方を用いて自然療法なども含め
幅広い角度から心身全体を整えていく医療システムに「統合医療」と呼ばれるものがあります。

「統合医療」は「病気」だけを診る西洋医学とは異なり、その人のライフスタイルや考え方などその人個人の状態を診ていくことで予防、最終的には自分で自分をメンテナンスできるように導くことを目的にしています。

心身全体を意味する「ホリスティック(holistic)」。
別名「ホリスティックセンター」とも呼ばれるTHE SOARAではこの統合医療の考え方をベースにプログラムが構築され、日本統合医療の理事長をされていた東京大学名誉教授の渥美和彦氏にプログラムの監修をお願いしています。その渥美先生がつい先日著書「医者の世話にならない生きかた」(ダイアモンド社)を出版されたので早速今回はご紹介させていただきたいと思います。

心臓外科のドクターとして人工心臓、レーザー治療などを世界に先駆けて取り組み、医療の最先端で活躍されていた渥美先生。その渥美先生が人が本当に健やかに幸せに人生をおくるためのこれからの医療との付き合い方として「まず自分で自分の面倒を見る意識を養うこと」だと言われています。
そして、その人が病気から立ち直るため、健やかに天寿を全うするため、結局のところ日頃から
「自然治癒力を鍛える努力をしているかどうか」が一番大切なのではと渥美先生。(p112)

近年は0-157、ノロウィルス、花粉症やそのほかのアレルギー疾患など30年ほど前にはあまり騒がれることのなかったような症状に悩まされる方が増えています。
それだけ強烈なウィルスが増えたのでしょうか?
バイ菌だらけの世の中になったのでしょうか?
私は必ずしもウィルスや細菌のせいばかりにはできないのではと思っています。
同じ菌にさらされても病気になる人も、そうでない人もいる。その違いは自己免疫力。

環境汚染などの問題によるものも一部あるかもしれませんが
世の中の(特に日本の)衛生状態は年月を経るにつれますます向上、
特に店頭に並ぶ商品はチリひとつかぶっていないピカピカな状態なのはみなさんも納得だと思います。
スーパーを歩けばあらゆる商品に「無菌」「殺菌」「消臭」ラベルがベタベタと貼り付けられ
賞味期限に振り回される消費者経ち。それらが満たされて当然であり、それがなければ欠陥商品とも
思われてしまう今日の消費者市場。
行き過ぎた綺麗好き信仰により、本来たくましく育つべき自己治癒力が、「細菌フリー」な環境に甘やかされ弱くなっているのでは?と思います。
また一方では、自分の治癒力が発揮できなくなってしまうほどの
過度な精神的なストレスによる自律神経の乱れによる免疫力の低下とも考えられます。

さらに渥美先生は『自分の「未病」を知っておく べきだ』と。(p.147)
西洋医学では存在しないもの、「ないもの」とされている「未病」。
「健康」か「病気」か、というモノサシしか祖存在しないため、どちらとも言えないけれど
揺らいでいるカラダや心の状態にはなかなか気づきにくいもの。

私たちの施設、ホリスティックセンターTHE SOARAでも
まずは自分の状態を知ることから健康づくりに一緒に取り組むことができるようにサポートしています。
自分がどれくらい病気に近いのか、もしくは遠いのかについて日頃から観察する習慣をつけるだけでも
今取り組むべきことが見えてくるため、大きく健康づくりに役立ちます。

完璧な健康を求めすぎることもなく、
かといって自分の心や体の状態にうっすら気づきながら見て見ぬふりをしてしまうことのないように、
自分自身のことを大らかにやさしく受け止めてあげること。
なんだか大ざっぱで、いい加減のように思われるかもしれませんが、
適度に緩ませてあげることが心とカラダにはとても大切な事のようですね。

西洋医学だけでなく統合医療の第一線で活躍していた渥美先生だからこそ説得力のある
医療との関わり方、健康づくりについてのヒントが盛りだくさんの一冊です。
どなたでも読みやすく書かれていますので、是非読んでみてください。