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Vol.3 THE SOARA 誕生への道③

2013.05.22 | スタッフブログ

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標高1000mにあるウッタラカシという街は、段々畑の広がる美しい村とった感じで、
電気が通る時間も短く、シャワーも畑の横で、バケツをもってきて済ませるといった
ようなとてもシンプルな暮らし。

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お寺で、お坊さんのお経を聞く機会をいただいたのですが、なぜか涙がでてきます。
遠い昔にご縁があったのでしょうか。ここでは、普通の農民の方が、
なくなる数日前に、お寺に来て、お坊さんに来世はここにこのように生まれますと
言って帰っていくとのこと。

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厳しい自然環境の中で、精一杯生きていくと人はこのようになっていくものなのかと
感銘を受けたことを思いだします。

数日間、1000mでカラダを高地に慣らした後は、一気に富士山の高さに近い
3000mの街、ガンゴートリへ。

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ここから先は国境地帯という事もあり、事前に許可をとり、いよいよ
ヒマラヤの山中へ2泊3日のトレッキング&キャンプの旅へと進みます。

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3000mから4000mへとつづく道は、道自体は、
何千年も巡礼の人々が歩いた道で険しくはないのですが、
なんせ標高が上がっていきますので、ほんとうに1歩、1歩、歩いていくという感じ。

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今まで持ってきた荷物の大方を下の街に置いてきて、
小さなリュック一つなのですが、それさえ嫌になるほど荷物が重く感じていきます。

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曲がっても、曲がっても、目的地であるガンジス河の源流ゴームクには届かず、
だんだん呼吸も苦しくなっていきます。
そんな時、ふとインド人のガイドさんは、マントラ(お経)を歌のようにして
陽気に歌っていきます。同じように歌っていると、歌うことで、
なんとも呼吸が楽になっていくのです。

お経というとなんだか修行のような感じを受ける方もおられるかもしれませんが、
単純にとても苦しい時に呼吸を自然に楽にする方法としてとても有効!

途中に2泊のキャンプを挟み、到着したゴームクでは、氷河が割れ出た川で沐浴をして、
3分後にはガタガタ寒さで震えるのですが、なんとも気分爽快!
帰りの道はなんとも足取りも軽くなっていくのです。
何事も初めてすすむ道は、ゴールが見えずツライこともあるのだと感じました。
というのも、実は翌年に同じ場所をまた旅をしたのですが、
2度目はさらに楽に登れたのでした(笑

そして、人生に必要な荷物、自分で持てる荷物というのは
とても少ないことも強く感じ、
自宅に満載されている服などに想いをはせて苦笑しながらの下山となりました。

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THE SOARA 誕生への道④へ つづく

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Namarupa : Ganga Yatra and Maha Yatra
Photographs by Robert Moses
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