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これからの健康について

2012.01.15 | 新着情報

これからの健康について 画像1
週末は、THE SOARAの監修をお願いしている渥美先生が理事長をお務めの
統合医療学会(第15回日本統合医療学会学術大会)に参加しました。

統合医療 国民の健康に果たす統合医療の役割を探る』と題して、
統合医療を実施されている医師の先生方はもちろん、ゲノム解析や手術ロボットなど最先端医療を研究されている方々まで、さまざまな講演がありました。

内容がとても濃く、興味深いものばかりでしたが、
その中でも印象的だったものを少しご紹介したいと思います。

がんに対する統合医療の将来
統合医療の第一人者でもある、帯津先生、大阪大学大学院 伊藤壽記先生(大阪大学大学院教授)、
がん研有明病院 星野惠津夫先生(がん研有明病院消化器内科部長)のパネルディスカッション。

漢方を併用したがんの治療のお話などの中で、帯津先生は、
がんは、身体だけの病気ではなく、心と生命に深くかかわる病である』と。
したがって、近代西洋医学的なエビデンス(効果実証))も大切だが、
戦略的直観』も必要と。統合医療とは、今、その人に一番必要なことを戦略的に行っていくこと。
そして、伊藤先生や星野先生からは、「どこに相談したらよいのか、相談する場所のない
がん難民』の方をなくしていくために、最後まで、患者のために考える医師や
治療が必要」と。

また、『最先端医療と統合医療』というテーマでは
理事長の渥美先生より
統合医療が今後の医療になる4つの理由として

  • ① 今、東西の文明が衝突し、融合する時代に入っている。
    これは経済もだが、医療も同じく。
  • ② 地球の資源は有限。だから、医療もエネルギーを浪費しない
    エコ医療』が必要とされている。
  • ③ 先端技術の進歩で、医療は、遺伝子科学や再生医療の時代になる。
    なので、今までの治療をする医療から、『予防をする医療』になる。
  • ④ 欧米経済がよくないことも背景に、これからはアジアの時代。
    中国、インドの2大国が統合医療を国策として進めているので、
    世界の医療はこの2国をモデルにしていく時代になる。

とのお話でした。
これからは、近代西洋医学と相補・代替医療が融合する時代、つまり、統合医療の時代になると。

THE SOARAは病院ではありませんが、未来の病院としての志をもつ者として
とても共感する内容でした。
そして、病気になったときも、このような視点をもてることで
よい多くの方が、自分らしく生きていけるのだとおもいました。

統合医療は、患者中心の医療である』とも。

個人的には、一昨年父ががんの手術を受け、
現場で8時間も献身的に手術をしてくださる医師チームも
ICUで苦しむ父を24時間体制で看護してくれる看護師さんも
そして、抗がん剤の副作用を訴える父に答えず
パソコンのデータとにらめっこの医師も
すべてが、精いっぱいの現実などだと思います。

しかし、今こそ医療の世界も『つながる』ことを
求められているのだと強く感じるとともに
とても希望を感じた時間でした。